ARとはなんですか?

AR「Augmented Reality」とは、拡張現実と呼ばれる技術です。
簡単に言えば”現実世界にデジタルデータを合成”し、実際にはないものが「本当にあるかのように見せる」ものの総称です。
無いものを見せているので、「現実を拡張する」という言い方をしています。

身近なもので言えば、”騙し絵の落とし穴”なども「視覚的錯覚を使った」ある種のARと呼ぶことができると思います。
このため、ARは具体的にこれ!といったものはなく、非常に広範囲なものになります。
まずは「今その場に実際に存在しない物や人物、音声」などを「見ている画面に表示する」ものとお考えください。
NEXT

ARはどうやって表示する?

ARの表示方法は様々ですが、よく利用されているものとして以下があります。

◆ 画像認識

登録した画像をバーコードのように認識し、動画や静止画、音声などを再生します。
取扱いが簡単で、スマホでもARをセットアップできる手軽さが魅力です。 イラストや写真、ポスターなども高い精度で認識するため、広告宣伝やビデオレターなどに適しています。


NEXT

◆ ビーコン

ビーコンと呼ばれる小さなセンサーを使用します。センサーを認識すると、センサーに登録してある動画や静止画、音声などを再生します。
屋外でも室内でも利用でき、日常の変化に影響を受けないことから、音声ガイドやスタンプラリー、謎解きイベントなどに適しています。
以前は高額だったビーコンセンサーも、現在では1つ数千円もあれば防水で精度の高い小型のビーコンが購入可能です。

[ 活用例はこちら> ]

NEXT

◆ 平面認識

スマホのカメラを利用して、地面や建物の高さなどの距離をスマホの位置から認識し、地面や床の位置にARを表示します。また、簡易的ではありますが、表示サイズも距離に応じて自動打ってきに拡大縮小することができます。キャラクターや家具などに利用されることが多いものの、光やカメラの角度によって認識がシビアで、ユーザーのスマホの操作技術が多少なりとも要求されます。